動いていなくても、動いている

 

与論島で説明したこと。をシェアします。(プロモーションを含みますw)

 

与論島は、有名ポイントの最大水深が深いので、(減圧症を予防する)安全停止はとても重要です。

 

※安全停止とは:浮上する前に、水深5mで3分間の停止をすること

 

ボートを留めるアンカーロープに掴まって停止するのですが。

 

 

ここでの問題。

 

ロープにダイバーが何人も掴まり、それぞれが中性浮力ではなくぶら下がってるような状態になると、どうなるか。

 

その重みに引っ張られて、ボートが動き、ロープがたるんでしまう。※注1

 

そうすると当然、5mにいるつもりが、自分は動いていなくても、実は8mだったりするのです。

 

絵で説明↓

安全停止は6m以浅でなければいけません。

 

8mで安全停止していても効果は低い。

 

もっと問題なのは、そのダイバー自身が、水深の変化に気が付いていないこと。

 

 

なので。

 

水深を知るために、ダイブコンピューターが必要ですよ、と続いたのでした。

 

ダイブコンピューターは、6mより浅い水深までに浮上すると自動的に3分間のカウントダウンが始まります。

 

(またその途中、6m以深になってしまうと、カウントダウンはストップします。)

 

ですから、8mにいつまでいても安全停止は終わらないのです。

 

そもそも、なければ3分はどう計るの?問題もあり。

 

それぞれのタイミングがあると思いますが、安全ダイビングに、ダイブコンピューターは必須です。

 

のお話しでした。

 

もっともっとあるのですがこの辺までで。

 

※注1)ダイバーがぶら下がらなくても、風や流れでボートは動きます。

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