潜降する時には、BC内の空気をすべて抜きます。
すべてです。
ロープに捕まり、進みながら抜くのは難しいので水面で抜きましょう。
抜いたら。今度は、息を吐きます。
「ふ〜 〜 〜 〜 〜。」
ここでちょっと。肺、呼吸の量について。
■1回換気量|500ml|普段の、普通の1回の呼吸の量です
潜降の時は、これだけの呼気ではダメです。
■予備呼気量|1000ml|努力して吐き出せる量
この500ml+1000ml=1500mlを、5秒程度で吐き出し、息を止める。止める目安は7秒。
7秒後、苦しくなったら、吸って、またすぐ吐き出します。
※息を吐き出す前に、一度大きく吸うのがコツです。
※これは日常でもできる練習ですので、やってみて!
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参考までに。
■残気量|1500ml|最大に吐き出しても、肺内に残っている量
この分はしょうがない。この分は浮力として残ります。
またまた参考までに。
■予備吸気量|2000ml|努力して吸える量
も知識として覚えておいてください。
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くれぐれも。ロープをつかみ、腕の力で潜降しないように。
大体、その場合は、BCの空気が抜ききれていなく、残っていることが多い。
そもそも。
息をちゃんと吐いてるんですけど、沈まないです!と、思っている場合は。
実は、吐けていないことが多いです。
何故なら、息を吐いて、かつ止める行為は、息が整っていないとできないから。
緊張していたり、動き過ぎで、息が上がり(ハァーハァー)している状態からはできません。
その時は、まずは落ち着くことから。
あと。
ロープがある限り、極力ロープを利用した方が安全で良いです。
そして。
姿勢を意識しながら潜降を繰り返すと、フリー潜降(ロープを利用しない潜降)でも上手に潜れるようになります。
一つ一つの技術を、意識を持って丁寧に、上手にこなす。
これもダイビングの楽しみ方の一つです。
「今回の俺、いい潜降〜。」とか、自己満足最高です。ピース。
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